包丁の上に百人乗っても大丈夫

自己救済者の手さえ、腕さえ、どうせ幻惑だ、と突き刺し突き刺し刺し刺し原形をとどめないまでに刺しても刺しても自殺は終わらない。

いつになったら満足に死ねるのか?生きることを強要されて、自分でも生きがいを見つけてしまって、生きるのが嫌で、死ぬのが嫌で、でも死にたくて、彼岸の向こうから研究し、もう一つを探し出したいのに、それでもなお、人は一つの人生しか生きられないのだ。

救いを差し出す人の手を振り切って、立派な人にならなければならない。誰にも頼ることなんかできない。頼りたくもない。頼ることができない。信じられない。私が頼っていいような人間ばかりじゃない。誰にも頼れない、相談できない。

 

こうして吐くしか、方法がないからそうしているだけであって、方法があるなら今すぐにでも飛びたいよ。