使い古された空気

虚しく響いた。

精神異常者だと思っているらしい精神異常者は、救いの目を見ることはかなわない?

余罪追究。

 

鼓動の音が自分のものではないように感じる。自分の体が自分のものではないように感じる。自分の意識が自分のものではないように感じる。自分の家族が自分のものではないように感じる。自分の家が自分のものでないように感じる。最初から自分なんていなかったと認めるしかない。

感じたことを覆すなんて不可能だから。

 

感じてしまうのだから仕方がない。いつも自分を遠くから見る人を遠くから見る人を遠くから見る人を遠くから見る人を遠くから見る人を遠くから見る人を月のかぐや姫のような気持で現実を見ている。